時代遅れのアナログホテル・・・【ポンコツホテル】フロントマン山本次郎の奮闘記

時代遅れのアナログホテル・・・【ポンコツホテル】フロントマン山本次郎の奮闘記


(この物語は、ある老舗ホテルに勤務する
 フロントマンから見聞したエピソードを
 脚色したフィクションであり、
 実在の人物及び団体とは
 一切関係ありません。)

前回のエピソード↓

山本次郎のホテルでももちろん
パソコンは使用している。

しかし、そのパソコンも性能が
悪すぎて使い物にならない。

一番肝心なフロントのパソコンも
動作が遅すぎて、お客さんから
質問を受けて、調べ物をしても
時間が掛かりすぎて直ぐに答えられない。

結局、誰か知っていそうな人に
質問することになる。


誰も知っている人がいない場合、
「後で調べて答えます。」
と言うしかない。

聞かれることの多くは、
周辺の飲食店や目的地までの時間
交通状況などが多く、
よく聞かれることは資料を揃えてある。

だが、聞かれることの種類が多すぎて、
資料が増えすぎてしまっている。

何か聞かれるとその資料探しに
手間が掛かってしまう。


結局、資料が見つかれず、
パソコンで調べることになる。

遅いパソコンで・・・

しかも、セキュリティーソフトさえ
入れていないパソコンで・・・

せめて、フロントのパソコンぐらい
もっと性能の良いパソコンを
入れてほしいものだ。

性能の良いパソコンならば、
聞かれたことも直ぐに検索して
答えることが出来るのに・・・

そういうことをフロントから総務に
何度も言って、性能の良いパソコンを
導入して貰うのを頼んでいるが、
一向に導入してくれない。


その当たりがポンコツホテルの所以だ。

まあ、ホテルが古い分人間も古い
頭が古いので、考え方が古いのである。

この現代で、人をいっぱい雇うより
コンピューター設備に資金を導入した方が
作業効率が良くなると思うのだが、
そういう考え方が出来ないのである。


一番、アナログで困るのはフロントだ。

特に新規で当日予約があったときは
フロントは大忙し

1泊2食付きの当日予約が入ると
フロントは走り回る。

まず、食事付きだから、
厨房に知らせなければならない。

次に食事会場のスタッフに伝える

それらは、手書きのメモに書いて
現場まで届けに行く。

電話でも良さそうなことだが、
間違いを防ぐため、直接フロントが
メモを現場に届けに行く。

このあたりは、最新のホテルならば、
パソコンに入力すれば、一斉に
すべてのスタッフに伝わるような
仕組みが出来いるだろう。


フロントは、最後に部屋のセットをする。
部屋のセットもフロントの人間が
行くこと多い。

お立ちのスタッフで行ってくれることあるが
ほとんどフロントのスタッフは行く。

大体、お立ちのおババ三人組は
まず行ってくれない。

こうして、ポンコツホテルで
新規の予約が入ると
厨房・食事会場・部屋セットと
山本次郎は、今日も走り回るのであった。

次回のエピソード↓
















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