身分証提示で逆ギレのトンデモ Guests!!パート2・・・【ポンコツホテル】フロントマン山本次郎の奮闘記

身分証提示で逆ギレのトンデモ Guests!!パート2・・・【ポンコツホテル】フロントマン山本次郎の奮闘記


(この物語は、ある老舗ホテルに勤務する
 フロントマンから見聞したエピソードを
 脚色したフィクションであり、
 実在の人物及び団体とは
 一切関係ありません。)

前回のエピソード↓

午後4時頃、あるエージェントの
 Guestsのチェックイン作業を
山本次郎は始めた。

「いらっしゃいませ。
 お名前・電話番号・住所を
 お願いします・・・」

いつも通りの作業だ、
チェックインシートに記入をして貰う。


チェックインシートを記入して貰ってる間、
相方のフロントマンが
地域共通クーポン券のことを聞く。

「お客様、電子クーポンを
 お持ちですか?」

どうやら、何のことか分からない様子だ。

相方のフロントマン早速は紙クーポンの
準備を始めた。

「それでは、紙クーポンを発行しますね!!」


続いて、身分証の確認をする。

9月中は、GoToトラベルが
東京が除外されていたので、
身分証を確認する必要があった。

10月に入ってから
東京がGoToトラベルの対象に
なったことで、身分証の確認は
なくなると思っていた。

しかし、政府の方から、
感染源の特定のために引き続き
身分証は確認しなければ
ならなかった。


「GoToトラベルご利用と言うことで
 身分証の確認をさせて頂きます。」

するとエージェントの Guestsは
「そんなこと、エージェントから
 聞いていない!!」
ぶつぶつ言いながら、バックを
探し始めた。


チェックイン作業をしていた
Guestは免許証があったが、
お連れ様がいくら探してもない。
どれだけ、探してもない。

「後で、FAXか何かで送るので
 それでいいですか?」

お連れ様がそう言うと
私たちは決まってこういう

「じゃあ、いいですよ、
 お連れ様は同居の方ですか」

同居の人にはOKという
訳の分からない境界線を設けていた。
子供などは身分証をもっていない
ことが多いからだ。


しかし、今回はたちの悪いことに
お連れ様は同居ではなかった。
従兄弟同士だという。

活路が見つからない。

もうしょうがないので、
「じゃあ、いいですよ、」

FAXで送って貰うのも面倒だ。
今回はOKということにしよう。

東京がGoToトラベルの対象に
なってから、実際身分証の確認が
必要かどうかも疑わしいので
割といいかげんなのだ。


「じゃあ、最初から言わなければいい」

急にGuestが怒り始めた。

「何か、気分が悪い、
 帰ろう!!」

こうなっては、何を言っても
受付けない。

もう、身分証の提示はいいですよと
言ってもこのGuestは、最初に身分証を
確認したことに腹を立てているようだ。

政府から、GoToトラベルの利用者は
身分証を確認するように言われているのに


気分を害したGuestは一度
ホテルを出て、それから
戻ってきた。

当日キャンセルということで
決着した。
キャンセル料100%

後で、他の従業員からも
あんなお客は帰った方が良かった。
食事中とかもいろいろ文句を
言ってくるだろうし・・・

そのGuest散々エージェントのことを
言っていた。

ホテルからエージェントに身分証の提示
をキッチリ説明するように
言っておけとのことだ。

それは筋違いだが、私は
キャンセル料100%を貰う時
黙って、お金だけを頂戴した。

次回のエピソード↓







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